忍者ブログ
シーズン中は美山川の水況・釣況などを随時更新していきます。尚、画像をクリックして頂けますと、少し大きくなります。(釣り人・黄門様)
いらっしゃいませ♪
お知らせ
こちらには管理の都合上、コメント欄を設けておりませんが、ご意見ご質問などがございましたら、お気軽に下記の「差異遊記」(私のホームページです)の掲示板までお寄せ下さい。                                     管理人・かわうお
バーコード
[13]  [12]  [11]  [10]  [89]  [88] 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

下の項で、既に、たがみさんからお知らせがありました通り、
美山の鮎は終了しましが
来年の解禁まで、他の釣りをされますので、
その都度、釣行記を掲載して頂く事になっています。
不定期ではありますが、宜しくお願いします。
挿入の写真はクリックして頂きますと、少し大きくなります(管理人)

和歌山 日置川釣行記

仲間の3人で京都を朝5時出発、ETCのお陰で高速料金は早朝及び通勤割引で
京都~南部ICまで半額で済んだ。

前夜、下見を兼ねて後輩達の3人組が先発隊として釣行している民宿に情報を聞く。
「場所ムラがあり、20cmクラスの鮎は釣れたが、大物は出なかった」との返事。

それまでの新聞情報によれば、27cmクラスが出ているとのニュースが掲載されていたが・・・・・、
実際と話が違うではないか。
こちらは、早くから大物鮎用に太い仕掛けを用意して準備万端の手はずが・・・・・ガックリ。

8月25日(金)

午前9時現地到着
民宿の主人に聞くと
「群れ鮎は固まって深場にたくさんあるので(居るので)オトリを自由に泳がすと掛かるよ」とのこと。

天気 晴れ 水位 やや高い 笹濁り
日置川1

早速、「学校下」のトロ場に入る。
オトリを放すも自由に泳いでくれません。
仕方なく、瀬肩に持って行き強引に沈める。

第1号は中型の18cmクラスが掛かる。
しかし後が続かない。
昼前まで頑張り同サイズを1匹追加するも物足りない。

昼前に下流部の「笹ケ瀬」に移動する。
幸い誰も釣り人はいない。
広い河原でのんびりと昼食と缶ビールで休憩タイム。

食後、ゴロ石の瀬で釣り開始。
すぐに目印が対岸に走る。
慎重に引き抜くと、20cmオーバーの背掛かりである。

2時間で同サイズを8匹ゲット。
夕方の時合いを狙い少し上流の「ワルゴケ」にまたまた移動する。
少し深場の瀬で、良型5匹(21cm~23cm)が釣れる。
日置川2

流石、天然遡上の鮎は引きが強く、面白い。
初日は15匹、仲間2人は22匹と16匹の釣果であった。
後輩の3人組は、ダム上の支流安川まで遠征したが、魚影が薄くダメでした。

夜は総勢6名で、後輩達が前夜獲った手長エビの空揚げと、私達先輩の釣った鮎の塩焼きで宴会。
手長エビの歯ごたえと甘味が美味しい。
唐揚げ

朝早くから起きて、遠路はるばる来たので早めの就寝。
しかし、後輩達は昨夜に引き続き手長エビ獲りに出発した。
帰ってきた頃には、爆睡していました。(笑)

本日の仕掛け
竿9.5m 道糸ナイロン0.3号 ハリス1.2号 針キツネ7.5号3本イカリ

8月26日(土)

天気 晴れのち曇り 水位平水 薄い笹濁り
手長エビ

朝、スポーツ紙の鮎情報欄を見ると「滝」周辺で大鮎が釣れて、数も出ていると掲載されている。
本日は、ダム下の「滝」と決める。

しかし、現場近くまで行くと人、人、人で「どこもかしこも」超満員で入る余地なし。
情報が、こんなにすごいとは思いませんでした。
仕方なく、下流部の「小房の吊り橋」まで戻る。

その昔、30cmクラスを釣った思い出の場所です。
再現を期待して昼前まで釣りましたが、21cmクラス3匹でした。
魚影が薄すぎ、粘っても見込み無しと早々に移動。
吊り橋

この頃から、遠くで雷鳴が聞こえてきました。
下流部の「ワルゴケ」の河原で、後輩達の車を発見。
河原まで車を乗り入れ、少し上流部の「高瀬」を見ると3人揃って釣っている。

降りて来るまで、しばし休憩タイム。
後輩達の竿頭は型にバラツキがあるも、なんと19匹である。
『オドロキ、モモノキ、山椒の木である!』

先輩の2人は地球を釣ってマイナス1匹とマイナス2匹です。
面目この上ない心境です。
6人で、情報交換と昼食タイム。

この頃から近くで雷鳴が轟き、しばらくすると大粒の雨が落ちてくる。
約1時間、本格的な雷雨襲来です。
雷鳴が遠のいたので、釣行開始する。

後輩達が、早仕舞いして帰った後から天気が回復し釣れる雰囲気に。
夕方まで頑張り、4匹ゲット。
しかし、25cmオーバーはまだ出会わず。

深場で、泳がせ釣りをしていた地元の釣り人は、25cmクラスを5匹釣っておられました。
見せてもらいましたが、流石太くて大きい姿です。
この日の釣果 7匹
鮎

8月27日(日)

天気 曇り時々小雨 水位平水 濁りなし

午前中「ワルゴケ」の河原に車を置いて、1人で下流の「水まくりの瀬」に向かう。
以前は、河原を歩いて行くことが出来たが、大きな淵が出来て行く手を邪魔する。
なんとか胸近くまで入り、つま先立ちで約30mの対岸までたどり着くことが出来た。

瀬は川幅約30m、長さは50mくらいの荒瀬やチャラ瀬となっている。
幸い誰も居ない。
チャンス到来、「ヤッター」と心の中で叫ぶ。

オトリは、充分用意してあるので、荒瀬の流芯に沈める。
約2時間経過するも、カスリもしない。
ボーズハゼ4匹のみ。
ボウズハゼ

ボーズハゼが釣れるのは、しっかりと針が底にあるからと期待を込めて狙いましたが、
結局ボーズでした。(笑)
帰り際に困ったことが起きました。

「行きは良い良い、帰りは怖いです」が現実となりました。(汗)
渡った、川筋が分からないのです。
少し、足元が外れると背が立ちません。

なんとか、川の中央までたどり着きますが、前も左右もドン深です。
そんな時でした。
川下りのカヌーの集団が見えました。

リーダーらしき若者にお願いしました。
「川底の浅い場所を教えて!」「帰れなくなったので・・・・」
皆さん親切でした。

「おじさん、こちらが浅くなってますよ」「ここなら渡れますよ」との有難いお言葉。
無事、昼前までに「ワルゴケ」と河原に戻ることが出来「ヤレヤレ」でした。
気分一新して、昼食後の釣行開始。

正面の深場でやっと、23cmが掛かる。
オトリさえ、交換出来たら後は25cmクラスが掛かるのを待つばかり。
しかし、しかし全く掛かる気配がありません。

結局、最終日はこの1匹のみ。
25cmオーバーは、最後まで釣れませんでした。(残念!)
日置川の釣果は日を追う毎にジリ貧状態でした。(笑)
日置川8

今年の日置川は、解禁当初はダム上で三桁釣りの人がおられましたが、
6月後半から放流した鮎が冷水病になり、
現在はほぼ全滅状態となっています。

ダム下の下流部も同じ状態となり、現在釣れている鮎は遡上鮎です。
しかし、日高川同様に遡上鮎が例年の1割くらいとのこと。
魚影が薄いですが、9月の後半になれば「尺鮎」が釣れるかも・・・・。

9月2日から3日間、同じく和歌山の日高川に釣行します。
乞うご期待を!(笑)




尚、この記事は2006・8・29に、たがみさんから届いたものです。
PR
忍者ブログ [PR]