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シーズン中は美山川の水況・釣況などを随時更新していきます。尚、画像をクリックして頂けますと、少し大きくなります。(釣り人・黄門様)
いらっしゃいませ♪
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先ほど、たがみさんから釣行記が届きましたので、掲載させて頂きます。
以下、原文のままです。
写真の挿入位置も、全てたがみさんの指示通りです(爆)



和歌山 日高川釣行記

先週の日曜日、日置川での最終日は1匹の貧果で終わり、
そのリベンジと「のんびりと楽しい釣行」を兼ねて、
同じく和歌山の日高川に出かけました。


9月2日(土)
天気 晴れ 水位約10cm高 濁りなし

今回は、仲間5人が2台に分乗し一路和歌山へと朝5時出発!
前回同様にETCのおかげで吉備ICまでの高速料金は半額でOK。
午前8時30分すぎオトリ店に到着。

今回の宿泊先は最上流部の龍神温泉なので、
下流部から川の様子を見ながら順次釣り上る予定です。
最初に比較的空いている「大瀬」に入川することに。


日高1



ここは、堰堤からの流れ込みがあり、場所により押しが強いです。
川底には石が所々にあり、
良く見ると縄張りを持った鮎が、群れ鮎が近ずくと追っています。
型はイマイチのようですが、ここで釣ることに。

あちら、こちらと、うろうろしながら5匹
(16cm~19cm)の釣果。
昼前に「宇津木橋」下流に移動。
広い河原で、昼食と缶ビールを飲みながら、しばしの休憩タイム。


日高2



川底の石が少なくて、鮎の姿は見えますが釣り辛いでした。
2時間で、2匹と貧果。(汗)
スポーツ新聞で超釣れているとニュースが出ている「宮代」に行くことに。

流石、土曜日と重なってこの付近まで来ると人、人、人で入る余地がありません。
仕方なく、更に上流部の「広井原」まで移動。

日高3



ここで、夕方までの約2時間釣ることに。
日高川は上流部ほど、川底の石があり変化に富んでいます。
ここも同様に、荒瀬やチャラ瀬やトロ場があります。

掛かる鮎は、下流部での鮎よりも一回り以上大きいでした。
少し、押しの強い瀬で6匹(17cm~21cm)で本日は終了。
今夜のお宿(季楽里龍神)に午後6時前に到着。

日高4

仕掛け
竿9m 道糸ナイロン0.2号 ハリス1号 針キツネ7.5号3本イカリ

本日の竿頭は35匹で、私は13匹の貧果でした。(汗)
夜は日本三美人の湯に浸り、ご馳走を食べて部屋に戻るや
仲間の皆さん寝不足と疲れから、8時30分過ぎには「バタン・キュー」とお休み。

私は、皆さんの4重奏のコーラスを聴きなが明日の作戦を練り、午後10時過ぎに就寝。
朝寝型の私が発する「食用ガエル」並みのソロ演奏で、朝5時過ぎには皆さん苦言の起床。(笑)

9月3日(日)
天気 晴れ後曇り夕方から小雨 水位やや高い 濁りなし

午前、本流の様子を伺いながら下流部の空いている場所を探す。
昨日に引き続き、今日も人、人、人で
5人全員で入る余地がある場所がなかなか見つからない。
なんとか「加茂瀬橋」下流に入ることが出来ました。

日高5



朝イチは、セオリー通り「瀬」に入る。
型にバラツキがあるものの、昼前までに8匹(16cm~20cm)の釣果。
午後からは、仲間と2手に別れ3人で
美山川で慣れ親しんた6mの竿が使える支流の小又川に移動。

要所、要所には釣り人が見えるので、上流へ、上流へと流離の旅に出る。(爆笑)
やはり、6mの竿は使い易いです。(笑)
川は、美山の棚野川の中流部くらいの規模ですが、
民家が無いため水は澄んで飲めるほど奇麗です。

日高6


そして、釣った鮎は独特の香りを発し、また美しい姿でした。
何故か、鮎はブルー(空色)に輝いています?。
丁度、海で釣ったグレみたいな感じで、
時間の経過と共に普通の鮎の色に戻ります。

下流部の瀬肩にオトリを投入。
すぐに「ガツーン」と重たい手応え。
「ヤッター」と心の中で叫んだ瞬間、道糸がヒラヒラと空中遊泳。

道糸が石に擦れたのか、鼻カンの上部付近からプッツンです。
気持ちを切り替え、次のオトリを同じ瀬肩に入れる。

またしてもトラブルです。
手応えがあっても、なかなか掛かりません。
ハリス切れが原因です。(汗)(汗)の連続。(笑)

きっと、大物の鮎がいるに違いないと直感しました。
その通りで、ポイント、ポイントを探り、木の枝等に引っかからないよう
釣った結果は9匹でしたが、
そのなかで22cm~24cmの良型が4匹釣れました。


日高7

小雨が降ってきたので、宿舎下の本流に移動し夕方まで粘り1匹追加。
仲間の竿頭は本流で40匹近く釣って帰ってきました。
でも、でも、長寸と太さでは負けませんでした。(汗)
本日の釣果18匹

仕掛け(支流)
竿 6m 道糸ナイロン0.25号 ハリス1号 針キツネ7.5号3本イカリ

9月4日(月)
天気 晴れ 水位 平水 濁りなし

朝からいつものことながら、眼下に日高川を見ながら露天風呂に入る。
最終日は、帰る時間まで好きな場所に入ることに。
もちのロン!、支流の小又川に昨日と同じ3人のメンバーで釣行することに。

午後2時に宿舎前に集合を約束して支流の小又川へ。
昨日は大物が釣れましたが、身体の周りをアブが数匹舞い、
時々手の甲にチクリと刺すのが嫌で、
本日は解禁日に入った、下流部の「吊り橋」周辺に入る。

日高8

吊り橋下の岩盤には、数匹の縄張りを持った良型の鮎が食んでいるのが見える。
「ここや!」と早速準備してオトリを静かに送り出す。
でも・・・・しかし・・・・・岩盤でウロウロしていた鮎が消えました。

こちらから鮎が見えたということは。鮎からも私が見えたということか?
それでは、敵(鮎)が出てくるまで隠れて持久戦です。(笑)
10分以上時間が経過するも、敵は姿を見せません。

仕方なく、諦めて下流部の瀬で20cm前後を7匹。
今回の釣行は終了。
最終日は全員調子が悪かったのか、
本流、支流組とも6匹~9匹で2桁の釣果はありませんでした。

まだまだ、日高川の鮎はサビも出ず若いです。
このままの状態が続けば、9月中は面白い釣りが出来ます。
下流部は数が出ましたが、型は全般に小さいです。

反対に上流部は良型ですが数が出ません。
深場の駆け上がりのチャラ瀬が狙い目です。(竿頭の言)
釣果は少なかったですが「のんびりと楽しい釣り」が出来たので満足でした。(汗)

美山川での粗食がたたり今シーズン約5kg痩せましたが、
今回の遠征でご馳走を食べ1kg体重が戻りました。(笑)



日高9

龍神観光協会「季楽里龍神」
食事はバイキング方式です。
山の幸、川の幸、海の幸等があります。

私の好きなご馳走
イノシシ肉の角煮 鹿肉のしぐれ煮 
タタキ イタドリの煮物 アマゴの南蛮漬け 甘露煮
ビーフシチュー 新鮮なお刺身等

オトリの保管

イケスがありませんので、宿舎の横を流れる谷川または下の本流に活し缶を浸けます。

その他
氷は無料で頂けます。
釣った鮎の冷凍保存もできます。


【訂正】

一部、表記に間違いがありました。

国民宿舎「季楽里龍神」となっておりましたが
正しくは龍神観光協会「季楽里龍神」だそうです。失礼しました。



尚、この記事は2006・9・6に、たがみさんから届いたものです。
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下の項で、既に、たがみさんからお知らせがありました通り、
美山の鮎は終了しましが
来年の解禁まで、他の釣りをされますので、
その都度、釣行記を掲載して頂く事になっています。
不定期ではありますが、宜しくお願いします。
挿入の写真はクリックして頂きますと、少し大きくなります(管理人)

和歌山 日置川釣行記

仲間の3人で京都を朝5時出発、ETCのお陰で高速料金は早朝及び通勤割引で
京都~南部ICまで半額で済んだ。

前夜、下見を兼ねて後輩達の3人組が先発隊として釣行している民宿に情報を聞く。
「場所ムラがあり、20cmクラスの鮎は釣れたが、大物は出なかった」との返事。

それまでの新聞情報によれば、27cmクラスが出ているとのニュースが掲載されていたが・・・・・、
実際と話が違うではないか。
こちらは、早くから大物鮎用に太い仕掛けを用意して準備万端の手はずが・・・・・ガックリ。

8月25日(金)

午前9時現地到着
民宿の主人に聞くと
「群れ鮎は固まって深場にたくさんあるので(居るので)オトリを自由に泳がすと掛かるよ」とのこと。

天気 晴れ 水位 やや高い 笹濁り
日置川1

早速、「学校下」のトロ場に入る。
オトリを放すも自由に泳いでくれません。
仕方なく、瀬肩に持って行き強引に沈める。

第1号は中型の18cmクラスが掛かる。
しかし後が続かない。
昼前まで頑張り同サイズを1匹追加するも物足りない。

昼前に下流部の「笹ケ瀬」に移動する。
幸い誰も釣り人はいない。
広い河原でのんびりと昼食と缶ビールで休憩タイム。

食後、ゴロ石の瀬で釣り開始。
すぐに目印が対岸に走る。
慎重に引き抜くと、20cmオーバーの背掛かりである。

2時間で同サイズを8匹ゲット。
夕方の時合いを狙い少し上流の「ワルゴケ」にまたまた移動する。
少し深場の瀬で、良型5匹(21cm~23cm)が釣れる。
日置川2

流石、天然遡上の鮎は引きが強く、面白い。
初日は15匹、仲間2人は22匹と16匹の釣果であった。
後輩の3人組は、ダム上の支流安川まで遠征したが、魚影が薄くダメでした。

夜は総勢6名で、後輩達が前夜獲った手長エビの空揚げと、私達先輩の釣った鮎の塩焼きで宴会。
手長エビの歯ごたえと甘味が美味しい。
唐揚げ

朝早くから起きて、遠路はるばる来たので早めの就寝。
しかし、後輩達は昨夜に引き続き手長エビ獲りに出発した。
帰ってきた頃には、爆睡していました。(笑)

本日の仕掛け
竿9.5m 道糸ナイロン0.3号 ハリス1.2号 針キツネ7.5号3本イカリ

8月26日(土)

天気 晴れのち曇り 水位平水 薄い笹濁り
手長エビ

朝、スポーツ紙の鮎情報欄を見ると「滝」周辺で大鮎が釣れて、数も出ていると掲載されている。
本日は、ダム下の「滝」と決める。

しかし、現場近くまで行くと人、人、人で「どこもかしこも」超満員で入る余地なし。
情報が、こんなにすごいとは思いませんでした。
仕方なく、下流部の「小房の吊り橋」まで戻る。

その昔、30cmクラスを釣った思い出の場所です。
再現を期待して昼前まで釣りましたが、21cmクラス3匹でした。
魚影が薄すぎ、粘っても見込み無しと早々に移動。
吊り橋

この頃から、遠くで雷鳴が聞こえてきました。
下流部の「ワルゴケ」の河原で、後輩達の車を発見。
河原まで車を乗り入れ、少し上流部の「高瀬」を見ると3人揃って釣っている。

降りて来るまで、しばし休憩タイム。
後輩達の竿頭は型にバラツキがあるも、なんと19匹である。
『オドロキ、モモノキ、山椒の木である!』

先輩の2人は地球を釣ってマイナス1匹とマイナス2匹です。
面目この上ない心境です。
6人で、情報交換と昼食タイム。

この頃から近くで雷鳴が轟き、しばらくすると大粒の雨が落ちてくる。
約1時間、本格的な雷雨襲来です。
雷鳴が遠のいたので、釣行開始する。

後輩達が、早仕舞いして帰った後から天気が回復し釣れる雰囲気に。
夕方まで頑張り、4匹ゲット。
しかし、25cmオーバーはまだ出会わず。

深場で、泳がせ釣りをしていた地元の釣り人は、25cmクラスを5匹釣っておられました。
見せてもらいましたが、流石太くて大きい姿です。
この日の釣果 7匹
鮎

8月27日(日)

天気 曇り時々小雨 水位平水 濁りなし

午前中「ワルゴケ」の河原に車を置いて、1人で下流の「水まくりの瀬」に向かう。
以前は、河原を歩いて行くことが出来たが、大きな淵が出来て行く手を邪魔する。
なんとか胸近くまで入り、つま先立ちで約30mの対岸までたどり着くことが出来た。

瀬は川幅約30m、長さは50mくらいの荒瀬やチャラ瀬となっている。
幸い誰も居ない。
チャンス到来、「ヤッター」と心の中で叫ぶ。

オトリは、充分用意してあるので、荒瀬の流芯に沈める。
約2時間経過するも、カスリもしない。
ボーズハゼ4匹のみ。
ボウズハゼ

ボーズハゼが釣れるのは、しっかりと針が底にあるからと期待を込めて狙いましたが、
結局ボーズでした。(笑)
帰り際に困ったことが起きました。

「行きは良い良い、帰りは怖いです」が現実となりました。(汗)
渡った、川筋が分からないのです。
少し、足元が外れると背が立ちません。

なんとか、川の中央までたどり着きますが、前も左右もドン深です。
そんな時でした。
川下りのカヌーの集団が見えました。

リーダーらしき若者にお願いしました。
「川底の浅い場所を教えて!」「帰れなくなったので・・・・」
皆さん親切でした。

「おじさん、こちらが浅くなってますよ」「ここなら渡れますよ」との有難いお言葉。
無事、昼前までに「ワルゴケ」と河原に戻ることが出来「ヤレヤレ」でした。
気分一新して、昼食後の釣行開始。

正面の深場でやっと、23cmが掛かる。
オトリさえ、交換出来たら後は25cmクラスが掛かるのを待つばかり。
しかし、しかし全く掛かる気配がありません。

結局、最終日はこの1匹のみ。
25cmオーバーは、最後まで釣れませんでした。(残念!)
日置川の釣果は日を追う毎にジリ貧状態でした。(笑)
日置川8

今年の日置川は、解禁当初はダム上で三桁釣りの人がおられましたが、
6月後半から放流した鮎が冷水病になり、
現在はほぼ全滅状態となっています。

ダム下の下流部も同じ状態となり、現在釣れている鮎は遡上鮎です。
しかし、日高川同様に遡上鮎が例年の1割くらいとのこと。
魚影が薄いですが、9月の後半になれば「尺鮎」が釣れるかも・・・・。

9月2日から3日間、同じく和歌山の日高川に釣行します。
乞うご期待を!(笑)




尚、この記事は2006・8・29に、たがみさんから届いたものです。
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